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『人工知能物語』表紙イラストからストーリーを妄想してみる。

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人工知能学会誌『人工知能』表紙イラスト。
ストーリー性があって面白いと思う!

女性蔑視問題と
表紙の概要については前のエントリ

『人工知能』表紙問題。女性蔑視批判は口実でこの人達オタク差別したいだけだよね?

で書いたので参照願います。


今回はイラストのストーリー性について考える。


イラストを表層的に見ると

・テーマ『掃除機と人工知能』
・掃除機を擬人化
・箒を持たせて掃除アピール
・本を持たせて人工知能アピール


浅い・・・・


もっと妄想を膨らませてみる。



イラストの考察




背景と人物像


・部屋の様子

本だらけの部屋。学者が住んでいそうな書斎。
近未来の設定とするとアンティーク趣味だろう。
誤差は承知の上で『現代を再現した部屋』と考える。


・積まれた本と内装

本が積み上げられている=読んだ形跡か。
少なくとも本はインテリア目的ではないようだ
つまり完全にペーパーレス化した未来ではない。

本以外のアンティーク趣味の内装もチグハグさはない。
つまり再現した時代を生きていた人が住んでいる。

今から50~60年後位の近未来と考える。
すると主人は70歳以降の老学者だ。



・窓の外

窓からは緑と青い空が見える=辺鄙な場所(少なくとも研究所ではない)
主人は隠居暮らし。つまり一線を退いた学者。

人工知能学会の表紙だけに主人=読者=人工知能研究者と言うメタな発想をゴリ推す。


総合すると…
主人は元人工知能研究者。隠居暮らしのアンティーク趣味じいさん




アンドロイド(ガイノイド)

イラストのメインとなる女性形のロボット。
シンプルなワンピース姿(時代背景は読み取れない)
人間と全く見分けがつかない姿=ロボット技術の進歩が見て取れる。


・腰に装着されたケーブル

機械である証。姿形は人間だが中身は機械と言う記号でもある。
着脱が容易そうな接続部。ケーブル引きずって掃除はしないだろう。
イラストは充電中といったところか。
動力は電力と思われるので、生体パーツでもないだろう。


・ホウキ

『掃除ロボット』と言うコンセプトだから…では身も蓋もない。
メイドロボ・家事ロボットですよと言う記号。

何でホウキなんだよ!効率厨大激怒!
内装と同じく生活水準も現代文化に合わせているのか。


・手に取っている本

注目すべきは超不自然な持ち方。
本を開いていて閉じた手つきだ。

本=知性の象徴。
本を読む=知性(人格)のアピール。
つまりこのロボットは人工知能が搭載されているアンドロイド。


・表情

無表情。
アンドロイドの完璧な姿形から表情の表現機能が無いわけではないだろう。
つまりこの人工知能の感情表現が不完全だと思われる。


・目線の先

目線の先は主人が居ると想定するのが妥当だろう。
本の持ち方や姿勢から主人に「その本取って」と命令された様子ではない。
本を読んでいる所に主人に声をかけられた?
もしくは主人が帰ってきたのに気づいた?
などが想像できる。


総合すると

このアンドロイドは完璧に人型を再現しているが、人工知能は不完全。



アンドロイドに搭載されている人工知能は主人が私的研究していると推測。

このイラストは

『プロトタイプの人工知能に知性が現れる兆し(と、それを観測した主人=読者)』

ってところか。



イラストの考察は以上。

以降妄想が広がります。汚染注意!





聞くも涙語るも涙『人工知能物語』



前置き

将来『完全な人工知能』と『人間と区別がつかない体』を持ったアンドロイドができたら、倫理的な問題に直面するのは多くのSF作品でよく語られる所。

SF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(ブレードランナー)』
漫画だと『鉄腕アトム』『攻殻機動隊』の世界だ。(上げたらきりないが)

イラストの題材と近い所で言うと、OVA『イヴの時間』を思い出す。
『イヴの時間』では家事ロボットに人格が芽生えるが、それは故障として社会に封殺(廃棄)される世界。
その後なんやかんやで人工知能の倫理問題を問いかける面白い作品。


イラストのストーリー


このイラストの世界では
倫理問題・人権問題云々になる前に人工知能研究自体が凍結され禁忌とされたのではないかと推測する。

人工知能研究を夢半ばで断念せざるを得なかった研究者。
一線を退いた後、人里離れた場所に移り住み
『人工知能』の研究を再開した…と言うストーリー。

ここで何故わざわざ紙媒体を読むのかに繋がる。
人工知能研究がタブーとされたため関連する書籍が禁書、電子化されていないのではないか?

ついでに言うと、アンドロイドに人間の豊かさを学習させるため過去の文化を模倣し、敢えて非効率なホウキ掃除させているのだ!とか(超こじつけ)




まとめ。『ロボット』と『人工知能』技術の温度差


現在もロボットを人に似せる技術は介護などの分野で求められ研究されている。
数十年先には人間にもっと近い姿形・動作するロボットができるのは想像に難くない。

人工知能はと言うと…現段階では実用性も実現も不確かな研究と言う事もあってマッドサイエンス視されることは多いように思う。


現状を反映するかのようにイラストの未来像は

・ロボット技術は発展し、完璧に近い人型介護ロボットが完成している。
・一方、人工知能技術は凍結…


…しかし研究者は夢を諦めてはいなかった!

「人工知能は滅びぬ、何度でも蘇るさ。人工知能こそ人類の夢だからだ!」

いつか機械と会話できる日を夢見て。


俺達の研究はまだ始まったばかりだ!



第一部完



ご愛読ありがとうございました。

よろしければこの妄想についてのご意見、ご感想などお寄せ下さい。


おわり

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