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ニコ動mp3変換サービス『にこさうんど』管理人に有罪判決。ドワンゴ、寄生サイトへ警鐘。寄生型サイトは絶対悪なのか?

   [ 2014年07月18日 20:15 ] カテゴリ:ネット | CM(-)
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5月8日に著作権法違反の疑いで逮捕されたニコニコ動画mp3変換サービス『にこさうんど』サイト管理人の判決が発表された。

500万円の罰金と懲役3年、執行猶予4年の有罪判決。
執行猶予付きなので実刑判決ではないが、重い刑罰となっている。

ドワンゴ、JASRACもプレスリリースにて判決を公表。

ニコニコ動画をMP3に変換・ダウンロードするサイト「にこ☆さうんど♯」の運営者に懲役3年(執行猶予4年)罰金500万円の有罪判決 | dwango

なお、本件サイトのようないわゆる寄生型サイト(※)における違法音楽配信に関して、サイト運営者が著作権法違反の疑いで逮捕されるのは今回が初めてのことです。

近年、違法配信において大きな問題となっているリーチサイト等の寄生型サイトは、広告収益を目的として開設されるケースが極めて多く、違法サイトに広告が掲載されることで、当該サイトに多額な広告収益をもたらす結果となっています。

dueとJASRACは、今回の事件が違法配信に対する大きな警鐘となり、適正な音楽配信ビジネスの発展につながることを期待しています。

※寄生型サイト:第三者サイトに公開されているコンテンツを、リンクやダウンロード等の方法で入手し、自身のサイト上で公開、誘導しているサイトで、主に広告収益を目的として開設されている。


と、寄生型サイトへ警鐘を鳴らし締めくくっている。

今回は寄生型サイトの「違法アップロード」に有罪判決が出た形だ。
にも関わらず、寄生サイトを主語に置き、あたかも「寄生サイトが違法認定」されたような誤読を誘う文章に思える。

また、

・民事訴訟ではなく刑事告訴した理由は?今後民事訴訟を起こすのか?
・寄生サイトへIP規制など技術的な対策は行なっていたのか?
・元々ニコニコ動画の成り立ちがyoutubeの寄生サイトであったのに寄生サイトに警鐘?
・ニコニコ動画が違法アップロードの温床になっている一面は棚上げ?

など疑問点や棚上げしている問題…所謂「おま言う」問題も残るため、いまいち説得力に欠ける部分も……。



寄生サイトも一概に「悪」とは言えないのではないか


もちろん違法サイトは駄目だが、他人のコンテンツに相乗りするという意味での「寄生サイト」には一定の需要が存在するのは事実。

ニコニコ動画の寄生サイトといえば「nicozon(ニコゾン)」が有名だろう。(あえてリンクはしません)

nicozonとは、ニコニコ動画の動画シェア機能を使った動画視聴サイト。
ニコニコ動画へコメント投稿は出来ないが、視聴はニコニコIDでのログインは不要。
広告は多いものの、UIはニコ動初期に近いシンプルで動作が軽い作りとなっているのが特徴。
ただ、「動画保存ツール」と銘打っている点やWEBでmp3変換機能を備えている点は法的に大丈夫なのかという疑問もある……

このような寄生サイトは間接的にニコニコのサービスを利用し、元動画サイトへも誘導しているわけで、ニコニコにとって完全に悪とまでは言えない。(頭の痛いサイトではあるだろうが)

ニコニコ動画はバージョンアップを重ねるごとに使い難く重くなるUIに不満を持つユーザーは少なくない。
そこで、使いやすい外部サービスに需要が集まるのは自然な流れではある。利用者にとっては寄生サイトの広告収益などは関係ない話。

ニコニコ動画は著作権ゴロのような事に心血を注ぐより、UI改善やサービス向上で、寄生サイトに実力で勝つ良質なコンテンツ作りに期待したい。


おわり。

↓ニコ動関連記事もどうぞ↓

にこさうんど管理人、ニコ動及びJASRACの著作権侵害容疑で逮捕される。

ニコ動mp3抽出WEBサービス『にこさうんど』が閉鎖。代替ツールとして『NicoSound』に脚光か。


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