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2ちゃんねる個人情報流出事件で振り返る ネットの「匿名文化」

   [ 2013年09月08日 05:46 ] カテゴリ:ネット | CM(-)
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2ちゃんねる個人情報流出事件
嫌な事件だったね・・・
2ちゃんは「便所の落書き」とはよく言ったものだが、それが名前付きで突然公開されたらと思うと……同情の余地がないことに同情する

・匿名文化の崩壊と「2ちゃんねる」という生きた化石
今やネットの匿名文化は無くなりつつある。文化人や芸能人だけでなく一般人ですらフェイスブックで実名登録し、ツイッター・mixi・モバゲーなどのSNSで私生活をつぶやく時代ネット上の書き込みも社会的責任を持つ時代だ。
そんな中、2ちゃんねるでは名乗らない限り、匿名で誰が書き込んだか分からない。今日まで前時代の「匿名文化」を保っていると言える。

炎上の理屈・匿名性の善悪
善は正義=悪を懲らしめて当然。自称良識者たちの正論・野次を投げる行為が集まり、論争が起こり炎上となる。数の暴力とは恐ろしい。「死に体に鞭打つ」行為が続き、悪意も加わって過激な発言が飛び交うようになる。SNSの履歴から、住所・氏名・電話番号、個人情報を特定され、実生活に被害は拡大していく。延焼というべきか。
2ちゃんねる個人情報流出事件も炎上の体を見せている。炎上は常に「匿名の書き込み」によって行われる。炎上を面と向かって是と言う人は少ないだろう。しかし「自称良識者たち」は「匿名」で炎上に加担する。
どうやらネットの匿名性は守られているようだ。悪い意味で。

2ちゃんねるの悪性
匿名巨大掲示板「2ちゃんねる」は常に悪性で在り続けた。アンダーグラウンドなコミュニティーの性質より大きな理由がある。最大の理由は「ネット上最大」「匿名」掲示板という点だ。匿名性は多くの利点持つが、陰口悪口を増長させる側面を持つ。そして、いつの時代も群れと民度は反比例する。つまり、人が集まるほど馬鹿が増える。コミュニティーにより比率は変われど確率の問題だ。
…結果、2ちゃんねるは他のコミュニティから隔離されていた。今では半ばネットスラングとして認知される「2ちゃん用語」も外部のサイトで使うと「マナー違反」「巣に帰れ(2chへ帰れ)」等批判の対象となり、外部サイトでは「2ちゃん用語」を使わないというのがネット上のマナー・暗黙の了解だった。(ネットマナー・ネチケットとも言う)
昔(~2005年)の炎上と2ちゃんねるの関係
(※便宜上2005年以前・以後で分けるが実際は明確ではない)
昔も炎上はあった。その時に2ちゃんねるの住人(閲覧者)はここぞとばかり炎上に加担した。被害としては
サイト閉鎖に追いやられ、ネット上に悪評が広がった。しかし今のような一般人の実生活が脅かされるケース少なかった。何故なら、情報を発信するにはインターネットやパソコンの知識がある程度豊富でなければ出来なかったこと、「個人情報を書き込まない」という暗黙の了解がネット文化として浸透していたことが大きい。

今(2005年~)の炎上の様子

ミクシィやブログブームで一般人がネット上で気軽に私生活を語る機会は増えた。この頃から出会い系の犯罪や炎上被害は増える。そして近年(ここ2、3年)のスマホの普及とSNSアプリの連動により、今までの比ではないくらいに急激にユーザーがSNSへ流入した。登録の敷居が低く、ネットやPCの知識がない人が多いことから、バカッター事件や、炎上時に火に油を注ぐ様な行動等、ネットリテラシーが著しく低い行為が目立つようになる。

2ちゃんねる個人情報流出事件の教訓
今回の流出あくまで事故であり、匿名文化が崩壊するようなクリティカルな問題ではない。しかし「ネット上の匿名性の高い発言にも節度が必要」という中堅ユーザーへの良い教訓にはなるだろう。ただし、全く知識のないユーザーまでは殆ど届いていないと思われる。

・個人ができること
ネットの知識を身につけ自己防衛する。そして周りの啓蒙に務める事も大切』
知識のある者が情報を周りに発信することで防げる事件・事故もある。(理想論だが…)

まとめ。これからのネット文化の在り方…なんて分かる訳がない

バカッターの進撃はまだしばらく続きそうだ。炎上も無くならないだろう。炎上・バカッター問題・ネット文化のこれから等…論議の余地はある。とても有意義だろう。しかし、きっと答えは無い。今までのように「なるようになる」だけだ。
ただ、このまま問題が加速すれば匿名文化は先細り、いずれ無くなるのではないか?という危惧はある。

それはとてもとても悲しいことだ。

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